Kogei Dining

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Kōgei Diningについて

日本の工芸は、自然を生かした多彩な素材と技法、そして感性をもとに、創意溢れる作品世界を作りあげてきました。
その作品世界を、多くの方に触れ合っていただくべく、「工藝と食」をコンセプトに「Kōgei Dining」は生まれました。

漆芸の人間国宝、室瀬和美は「工芸品というのは使う人のためを思って作る、自分たちはこれを使ってくれる人が幸せになって欲しいと思って作っている」と語っています。工芸は、実際に使って楽しむことで作り手と使う側の美的交歓が生まれます。つまり作家の思いとそれを受けて使う人の、作品を通しての人と人との結びつきです。「Kōgei Dining」では、こうした工芸のもつ美的特質を体感する機会の創出を試みます。

監修者の紹介

内田 篤呉

内田 篤呉
Tokugo Uchida

昭和27年(1952)、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。美学博士。専門は日本美術史。現在、MOA美術館・箱根美術館館長。九州大学客員教授及びお茶の水女子大学大学院、慶應義塾大学、東京藝術大学、武蔵野美術大学、沖縄県立芸術大学の非常勤講師を務め、文部科学省文化審議会、世界文化遺産・無形文化財遺産などの各種委員を歴任。おもな著書に『塗物茶器の研究』『硯箱の美 蒔絵の精華』(いずれも淡交社)、『光琳蒔絵の研究』(中央公論美術出版)、編著に『光琳ART 光琳と現代美術』(角川学芸出版)などがある。

室瀬 和美

室瀬 和美
Kazumi Murose

漆芸家、重要無形文化財「蒔絵」保持者。
東京藝術大学大学院(漆芸専攻)修了。日本伝統工芸展にて東京都知事賞など受賞多数。2008年、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)に認定。同年、紫綬褒章受章。現在、公益社団法人日本工芸会の副理事長を務める。作品は文化庁、東京藝術大学、ヴィクトリア&アルバート博物館、メトロポリタン美術館、大英博物館などに収蔵。創作活動と共に文化財保存活動も行い、漆の美や素晴らしさを伝えるべく、国内外への出展、講演活動も積極的に行っている。

日本博について

日本博

日本博は、「日本人と自然」を総合テーマに、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開するプロジェクトです。文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、各地域が誇る様々な文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指します。